今さら聞けないキャッシングとは?借入から返済までを簡単に紹介

キャッシングとは、“現金を借りるための手段”を表します。具体的には、“個人が貸金業者から担保なしで現金を借りる状態”のことを言います。よって、住宅ローンや自動車ローンはキャッシングではありません。

住宅ローンの場合、確かにお金は借りますが現金を受け取るわけではなく、さらに、住宅ローンで購入した不動産(マイホームや土地)を担保にいれなければなりません。自動車ローンについても同じです。

一方、キャッシングは、担保をいれることなく、なおかつ、借りたお金を現金で受け取ります。そして、個人に限定されます。同じ状態でも法人の場合は、「融資」と呼ぶのが一般的です。“お金を借りるという行為”は同じでも、状況が異なればキャッシングと呼ばない場合があるのです。

キャッシングとは・・・

「担保なし」で「個人」が「貸金業者からお金を借り」、「現金で受け取る」こと

×キャッシングと呼ばない例 1
担保をいれて個人が貸金業者でローンを組むこと

×キャッシングと呼ばない例 2
担保なしで「法人」が貸金業者からお金を借り、現金で受け取ること

×キャッシングと呼ばない例 3
担保をいれて個人が貸金業者からお金を借り、現金で受け取ること

なかには、キャッシングでも別の呼び方をする場合があります。それが、“ローン”です。キャッシングローンやカードローンがそれに該当します。たとえば、カードローンでショッピングすれば「ローンで○○を買った」と言いますが、カードローンで現金を引き出せば「キャッシング」となります。

キャッシングの種類は大きくわけて2つに分かれます

一般的にキャッシングと呼ばれる手段が「クレジットカード」と「消費者金融」です。
キャッシングするにあたり、クレジットカードと消費者金融、それぞれの特徴について比較してみましょう。

【クレジットカードの基本内容】

クレジット名 利息(年利) 利用限度額(初回) 返済方法
三井住友VISAクラシック

18.0%

10万円~30万円

分割・一括払い

セゾンカード

12.0%~18.0%

10万円~50万円

分割・一括払い

JCBカード

15.0%~18.0%

10万円~50万円

分割・一括払い



■利息・・・
50万円以内のキャッシングなら、ほとんどのクレジット会社が年利18%です。

■利用限度額・・・
クレジットカードは基本的に初回の利用限度額を30万円~50万円に設定しています。返済の実績や取引期間によって利用限度額が増加します。たとえば、1~2年の取引期間で100万円まで利用限度額が増加するといったシステムです。

■返済方法・・・
基本的には分割払いです。専門用語では“リボルビング払い”といいます。月々決まった返済額を決められた返済日に支払う方法です。たとえば、30万円をキャッシングした場合、「元金1万円+利息分×30回(30ヵ月)」を支払うといったシステムです。

最低限の返済額はクレジット会社よって異なりますが、返済日に“決められた金額”を支払えなければ、その後、カードを使用できなくなるおそれがあります。

キャッシング方法・・・
専用ATM(コンビニや銀行など)からクレジットカードで現金を引き出すことも可能ですが、利用限度額内で指定した金額を自分の口座に振り込んでもらうことも可能です。あとは、口座から現金を引き出すだけです。大きく分けてこの二つがクレジットカードのキャッシング方法となります。

【消費者金融の基本内容】

金融機関名 利息(年利) 利用限度額(初回) 返済方法
アコム

3.0%~18.0%

800万円

分割・一括払い

プロミス

4.5%~17.8%

500万円

分割・一括払い

アイフル

4.5%~18.0%

500万円

分割・一括払い



■利息(金利)・・・
50万円以内のキャッシングなら、ほとんどのクレジット会社が年利18%です。100万円以上のキャッシングになると、年利15%未満となります。14.8%や11.8%など、消費者金融によって金利の設定は異なります。

■利用限度額・・・
クレジットカードと異なり、消費者金融は利用限度額を申し込み時の審査によって決めます。この際、審査の基準となるのが「総量規制」と「収入」です。総量規制をオーバーしていればキャッシングすることができません。

契約者本人の借金が年収3分の1を超える場合、消費者金融では審査が通りにくく、キャッシングできないおそれがあります。また、契約者本人に借金がなかったとしても、年収3分の1を超えるキャッシングを申し込んでも借りることができません。

「借金が100万円あるAさんが新規のキャッシングを申し込んだ場合」
・年収が400万円なら、33万円まではキャッシングできる可能性がある
(年収400万円の3分の1は133万円。Aさんはすでに100万円の借金があるため、キャッシングは33万円までとなる。仮に、年収が300万円ならキャッシングが困難)

「借金が0円のBさんが新規のキャッシングを申し込んだ場合」
・年収が300万円なら、100万まではキャッシングできる可能性がある
・年収が180万円なら、60万まではキャッシングできる可能性がある

ただし、銀行が運営するキャッシング会社であれば総量規制に制限されることはありません。総量規制に該当するのは消費者金融です。たとえ、年収300万円の方が200万円のキャッシングを申し込んでも、審査に通る可能性は十分に考えられます。消費者金融でキャッシングを検討するときには総量規制に注意しなければなりません。

■返済方法・・・
クレジットカードと同じで基本的には分割払いです。

最低限の返済額は消費者金融によって異なりますが、返済日に“決められた金額”を支払えなければ、その後、その消費者金融でキャッシングできなくなるおそれがあります。

キャッシング方法・・・
専用ATM(消費者金融のキャッシングコーナー)からキャッシングカードで現金を引き出すことも可能ですが、利用限度額内で指定した金額を自分の口座に振り込んでもらうことも可能です。あとは、口座から現金を引き出すだけです。大きく分けてこの二つが消費者金融を利用する場合のキャッシング方法となります。

金利(利息)と元金の関係について

クレジット会社、もしくは消費者金融、または銀行が運営するキャッシング会社などに借入を申し込み、審査が通れば利用限度額が設定されます。あとは、口座に振り込んでもらうのか、専用ATMで現金を引き出すのか、そのどちらかでキャッシングが完了します。

キャッシングには利息が発生します。借りた金額(元金)に発生するので、たとえば50万円の利用限度額でも5万円を専用ATMから引き出せば、5万円に対する利息が発生します。5万円を引き出した翌日に追加で5万円を引き出せば、10万円に対する利息が発生するわけです。

これを「元金」といいます。つまり、元金とは“現在の借金”です。利用限度額が50万円でも全く現金を引き出していない状態であれば“元金は0円”となり、現在の借金は0円です。利息は元金に対して発生するものなので、キャッシングを利用する際には必ず理解しておきましょう。

キャッシングの仕組みと特徴

キャッシングの利息は、現金を引き出した(または口座に振り込まれた)当日から発生します。1月1日にキャッシングして30日後に返済する場合、1月31日までの利息分と元金を合わせた金額を返済しなければなりません。ほとんどのキャッシング会社が“リボルビング払い”を設定しています。リボルビングとは分割払いです。

金利(利息)は“年利”を基準にして算出されますが、キャッシングした元金に対して利息を計算します。50万円をキャッシングした場合、1回目の返済では50万円に対する利息を計算し、もし仮に、元金を1万円返済するのであれば、「1万円+利息分」が返済額です。

1回目の返済で元金が1万円減ったわけですから、2回目の返済は49万円に対する利息を計算し、今回も元金を1万円返済するのであれば、それに利息をプラスして支払います。3回目の返済は48万円に対する利息が発生するわけです。リボルビング払い(分割払い)とは、元金を完済するまでこの繰り返しです。

50万円のキャッシングを分割で返済するときの利息の算出例

1回目の返済・・・50万円(元金)に対する利息を計算 → 「1万円+利息」
2回目の返済・・・49万円(元金)に対する利息を計算 → 「1万円+利息」
3回目の返済・・・48万円(元金)に対する利息を計算 → 「1万円+利息」
4回目で5万円の元金を返済した場合・・・
47万円(元金)に対する利息を計算 → 「5万円+利息」
5回目の返済・・・42万円に対する利息を計算

また、月々の返済日の設定は借入から30日後、25日後、35日後など、キャッシング会社によって様々です。複数のキャッシング会社で借入する場合には、それぞれの返済日をきちんと把握しておきましょう。「忘れていました・・・」や「勘違いしていました・・・」では、取り返しのつかないことになる場合もあるので注意しましょう。

「時間をお金で買う」という認識で、キャッシングは利用しましょう

ここまで解説させていただいたように、キャッシングは便利な上に、融通も利きやすいサービスとなっています。ただし、このようなメリットが生まれるのも、月々の手数料があってのことです。ダラダラと長引かせていると、支払った金利の総額を見て、後悔してしまう可能性もあります。

キャッシングで後悔しないためには、やはりきちんとした返済計画を立てて、自分自身でお金をコントロールすることが求められます。今すぐお金が必要という場面に出くわした時、キャッシングで解決できるのは、その場の窮地だけです。そこで借入したお金を返すのは自分自身ですから、スポーツで言うところのタイムがかかった状態だと認識しておきましょう。最低限の支払いだけでキャッシング会社は待ち続けてくれますが、きちんと完済を目指すのであれば、自分を厳しく律する気持ちも大切になるのです。

注目の第一位は!?最新人気ランキング2014

注目の特集

今日中にお金を借りたい方へ
キャッシングの基礎知識
目的別にキャッシングを選ぶ
初めてキャッシングを利用する方へ
お金を借りる豆知識
借入金額別にキャッシングを選択
キャッシングの審査について
キャッシングの金利について
キャッシングの返済方法について
キャッシングについてよくある疑問
キャッシングサービス一覧